11 製菓衛生師試験を終えて

11 製菓衛生師試験を終えて

 早いもので今年も半分終わりかけています。先日、製菓衛生師試験を受験しました。2年以上の実務経験があるので受験資格があるのです。製菓理論や実技だけでなく衛生法規、公衆衛生学、食品学、栄養学などもあるのですが面白くていろんなことに興味が出て疑問が止まりませんでした。肉やパンが焼けるのを見ても「ほ〜、なかなか良きアミノカルボニル反応であることよ」と思うようになりました。とくに代謝の仕組みに感動して試験と関係ないことまで本を借りたり動画を見たりして勉強していました。食べたものがエネルギーになるまでにものすごくいろんなことが体内で起きてきました。長らく私は人間は不平等なものだとか個性があるとか思ってましたが、全人類のクエン酸回路は清々しいまでに皆同じで、そのことになぜかとても安心しました。いったい何を学んだんだという感じですが、世界の見え方が少し変わったみたいに思います。それは同時に現実を都合よく見始めたことかも知れません。私の体もものの集まりなのにものが考えられるのはなんでなのかとか、生きているとはどういう状態のことなのかと思います。誰も知らないのにみんな生きている。この文脈からなんでそうなるんだというかんじですが、勉強したおかげで「やはりお菓子って素晴らしいな」と素直に思いました。作りたいお菓子がたくさんできました。季節行事とお菓子に歴史や由来があり毎年それを楽しみにできるのは幸せなことです。キビズのお菓子でそれをしてもらえたらとても嬉しいと思います。だから今年もシュトレンをたくさん作りますし、ブッシュ・ド・ノエルやガレット・デ・ロワもやってみたくなっています。

 写真は勉強に通った板橋区立中央図書館です。店から歩いて行けます。公園の中にあり自習室は静かでカフェもついてて休憩もできてとてもよかったです。

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