② 冬の中のあたたかさ
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なかなかブログの続きが書けませんでしたがノエルの試作は何度もしていました。
前回の試作で次にやろうと思ったことは砂糖を上白糖に変えることです。製菓衛生師の試験勉強で砂糖の種類について学びました。そのとき転化糖を使うとしっとりする、焼き色がしっかりつく(メイラード反応)、など知りました。ケーキ屋さんでショートケーキのスポンジとかに使ってることも多いと思います。グラニュー糖やきび砂糖と同じ天然の甘味料です。なので次は上白糖を使うことにしました。そして生地の厚みがもう少し欲しかったので卵白の量を少し増やしました。
焼き上がったロール生地は厚みもでていてしっとりふんわりとしていて「ねらい通りだ!」と思いました。
ここにマスカルポーネと生クリームで作ったクリームを塗りロールしていきます。クリームだけのロールケーキもおいしかったですが食べ始めと食べ終わりの印象がずっと同じだなとも思いました。ケーキって最初のひと口がいちばんおいしいから、途中でなにかポイントがあるとより印象に残ると思いました。そこでチョコレートに合うフルーツとしてネーブルの自家製マーマレードがあったので合わせてみましたらとてもおいしい!今回のノエルのテーマは「冬のなかのあたたかさ」ですからオレンジ色が太陽や暖炉の火をイメージさせるのもいいと思いました。さらにガナッシュモンテ(ロールケーキの外側に塗るチョコレートクリーム)にはカカオニブを少し混ぜ込んで香りと歯ごたえのアクセントもつけてみることにしました。
そして出来上がった試作のブッシュ・ド・ノエルはとてもおいしくて試食が止まりませんでした。デコレーションは白い粉糖で雪のイメージ、クッキーに「Joyeux Noël」、そして小さなオカメサブレです。可愛くて叫びそうでした。
その後、箱のサンプルが届いたのでロールケーキの長さを決めました。4人くらいで分けても良いし1人で何日かに分けて食べてもいい感じにしました。それでももう少し豪華な見た目にしたくて、悩みました。多分立体感が足りてないです。高さが欲しい、ということで悩み続けていましたが、やっとひとつの突破口を見つけたのでまた試作します。試作は休みの日にしかできなくてなかなか進みませんが試作が可愛くできるとだいぶテンションが上がります。ですが試作の時間はゴールが見えないプールの中で泳いでいるような気にもなります。最後にプハッと息がしたいから一生懸命泳ぎきるのみです。

