9 クラシック缶の完成
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おかげさまでたくさんのご予約をいただきほぼ終盤というタイミングでこの記事を書くのは販売促進的には遅いのですが、そういう意味だけでなくすでにお手に取ってくださった方にも最後までこうやりましたということをお話ししたくて書いております。
クッキー缶を作っているひと月くらいの期間はとにかくそのことで頭がいっぱいです。生地の仕込みがさいしょの山場です。最終的には4,000枚のクッキーを焼きます。どのくらい生地を作れば多すぎず、また、足りなくならないのか。どうやったかというと少しの生地を作る→それをとりあえず全部焼く→何個できたか数える→あと何倍生地を仕込めばいいか計算する。というやり方です。焼き色がつきすぎたとかではじく分もあるので多めに仕込んでおきます。大きめのクッキーだったら焼く前に一つ型抜きしてその重量を図り必要な枚数を掛け算して必要な生地の全重量を出すこともあります。とにかく、最初が肝心で無計画ではこなせないことです。計算には電卓を使いますがキビズの電卓はいつも見当たらなくなります。探しまくってだいたいすぐ近くにあります。太陽光ですが最近反応が悪いので両手で電卓を神聖な赤子のごとく高くささげ蛍光灯にあてています。そうすると使えるようになります。山盛りに焼けたクッキーをみてると「これがお菓子屋というものだ」と思います。
クッキー缶を作るうえでのハイライトはやはり缶にクッキーを詰めていくときで、ずらっと並んだクッキー缶を眺めるのが大好きです。「いちめんのクッキー缶だ!」と思います。この詰め方はわたしのオリジナルで詰める順番も決めていて思い入れがあるので「キビズのクッキー缶の詰め方」として続けていくつもりです。